「ねぇハイドさん」
「んー?どした?愛しの」
いやいや愛しくねえし!勝手に愛しにしないでほしいんだけどと突っ込みたくなる衝動を抑えて、あたしは冷静に言い放つ。
「なんであたしのうちにいるんですか?合鍵渡してないのに」
そうです!渡してないんです。というより、家の住所すら教えてません。というより、家の話すらしてません。というより、家のいの字も言ってません。こいつには・・・!
「合鍵なんて作ってあるで!」
「勝手に作んじゃねェエエ!!!」
ばっこぉおおん!という効果音がお似合いなくらいにあたしはこのストーカー絶世美男ハイドにパンチをお見舞いしてやった。もう、この変態ストーカー癖がなかったらすんごいきゅんきゅんするのにね・・・
「ッ!痛いやんかぁー!」
「そっちが悪いんでしょ」
ふんっとあくまでも冷静にいい放つ。うん、これでいいんだ。ここで引いたらさらにエスカレートするもん!!(経験済)
「ま、まさか・・・」
「なんですか」
すごい驚いてもともとおっきな目がさらに見開かれた。な、なんだ・・・?
「Sやったんかぁああ!?」
「なんでそうなるーー!!!」
あヽ、眩暈・・・
なんでこの人はいつもそうなんだ。変態じゃなかったら・・・って切実に思う。でも・・・
この、いつものハイドさんも悪くない、なんて思う自分がいた。
ときめきの瞬間
(ハイドさん・・・・)
(何や・・?)
(その合鍵、使っても・・いいよ)
(うっそマジで!?)
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変態でもはいでぃなら大歓迎!
(090102)
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